平成10年頃から外国人の窃盗団による侵入窃盗事件が急激に増えてきました。
外国(特にアジアや南米の国)の人々にとって、
日本は「国民の所得は高いのに防犯意識が低い国」なのです。
つまり、窃盗しやすい国として映っています。
日本で数年 泥棒をするだけで、母国に帰ると家を建てることができるそうです。
その為、「一攫千金を狙う為に日本に来て犯行をおかそう」と考える外国人が入国してきているのです。
店舗へ侵入し、窃盗をはたらく犯人の特徴としては下記が挙げられます。
●組織化
●凶悪化
●短時間で犯行を終わらせる
また、店舗へ侵入する手口はピッキング、サムターン回し、カム送り開錠、ガラス破りなど
さまざまな手口が使われています。
厳重な防犯対策を行っておくことがとても大切です。
大切な部屋への入退室管理システムを導入しよう
店舗内のレジには、必要最小限の現金を置いておくだけで十分です。
万が一 強盗事件が発生したとしても被害を最小限に抑えられるよう、
できるだけ現金などの貴重品は
据えつけの金庫などに保管するようにしましょう。
ただし、誰もが自由に出入りできる場所に
金庫を置いておくことは大変 危険です。
金庫を設置している部屋への出入りは
店長を含めた特定の従業員だけにして、
それ以外の人間の立ち入りを厳しく制限しておきましょう。
また、誰がいつどこに何の目的で
金庫が設置してある部屋に出入りしたのかを明確にするため、
入退室管理システムを設置しておくことをお勧めします。
入退室管理システムは、下記3点を実現するためのセキュリティシステムです。
●情報漏洩の防止
●不審者の侵入排除
●鍵管理の簡素化
年々 巧妙化するピッキングや鍵の複製。
対策を講じるのがどんどん難しくなってきています。
外部の人間による犯行だけでなく、内部の人間による犯行も年々 増加しています。
事件を未然に防ぐためには、出入口だけでなく
重要な部屋への入退室を規制できるようにしておきましょう。
そのためにも、「誰が」「いつ」「どこに」入退室したのかを
きちんと記録して管理してくれる入退室管理システムの導入をお勧めします。
セキュリティを強化しておきたい部屋のドアに入退室管理システムを設置し、パソコンで管理運用します。
専用のアプリケーションを利用することで、システムを設置した各ドアへのアクセス状況が分かる他、
アクセス制限やユーザーの管理、ログ管理などを迅速に行うことが可能になります。
入退室管理システムと監視カメラシステムを連動させることで、
入退室時の状況を目で確認することもできます。
万が一 不審者が侵入したときには、記録した映像から犯人検挙に大きく貢献してくれます。
入退室管理システムには、
シンプルなものから指紋照合を用いた高度なものまで色々な種類があります。
店舗の状況や使用目的に合ったものを選んで、効果的な防犯対策ができるようにしましょう。