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メディア紹介
空き巣にご用心 2005.10.18岡山日日新聞 セキュリティハウス岡山が紹介される。
家を空けたほんの少しの隙を狙って侵入する空き巣犯。被害の半数は一戸建て。
今年8月末までの県下の空き巣被害は750件。前年同期に比べて9.5%減少した。
1日平均3.1件の割合で発生しており、その内1件が無施錠での犯行。
また、ガラス破壊による被害は、約4.7%と半数近くを占める。
時間帯では、午前6時から同10時にかけての犯行が最も多く268件。全体の36%を占める。
続いて同10時から午後2時までが174件(23%)、午後2時から同6時までが152件(20%)となり、日中、時間帯を問わず多発している。
無施錠下犯行3分の1
犯行の約3分の1が無施錠下での犯行であることから、最も強く求められるのは「鍵掛けの徹底」。午前中の犯行が目立つのは、子供を学校へ送る時、ゴミを出す時など、朝に短時間外出する場合、鍵を掛けないことが多いためだ。
万が一狙われた場合でも、侵入に時間を掛けさせるため、二つ目の鍵、補助錠を取り付ける「ワンドア・ツーロック」も有効となる。
鍵掛けと並んで重要なのは「声掛け」。犯罪者のほとんどは、犯行前にまちの雰囲気を下見する。その際、空き巣犯は「住民同士の近所付き合いはどうか」を最も気にするという。「どこかで誰かに見られている」という視線を嫌い、住民同士の交流が活発な地域など、犯行をためらう傾向がある。
犯罪者への調査で、犯行を断念した理由で最も多かったのが「近所の住民に声を掛けられたこと」で63%(1994年都市防犯研究センター調べ)。住民が相互無関心のまちは、泥部にとっては好都合といえる。
県警生活安全企画課と県防犯協会は「鍵掛jけ・声掛けで犯罪ゼロ」と題したポスターを作製し啓蒙活動に努めている。
自分の家は自分で守る
自分の家は自分で守ろうと、防犯システムを備える住宅が増えている。
同システムの設計・施行を手掛けるセキュリティハウス(岡山市倉田)の小野真司社長は「塀の高い家など、外から見て死角の多い家は格好の標的。侵入者の目線でもう一度自宅を見直してみてほしい」とアドバイスする。
同社は1977年設立。犯罪の増加による防犯意識の高まりとともに売り上げを伸ばし、設立当初約300万円だった年商は約11億円に伸びた。
同社ではシステムを3段階に分けて構築しており、その第一段階となるのが「抑止」。監視カメラの設置や、人を感知すると自動的に明かりを灯す「人感ライト」で、「侵入させないこと」に重点を置く。「防犯システム稼働中」というステッカーを庭先に貼っておくだけでも、大きな抑止効果が得られるという。
第2段階は侵入された場合の「早期発見と威嚇撃退」。赤外線んセンサーやパッシブセンサーにより、侵入を立体的に感知し、大音量の音と光で威嚇する。あまりの音の大きさに、犯人が道具を放り出して逃げた例も多数報告されている。
第3段階は「初動対応」。異常検知と同時に非常事態発生を電話で自動通報する。自分の携帯電話へも送信でき、110っ番への早期通報が可能となる。
最近は、指紋や瞳孔パターンによる認証システムなど設備も高度化。防犯カメラにもネットワーク機能を搭載し、遠隔地からでも操作できるように改良するなど、抑止・監視機能の強化に努めている。
小野社長は「安全の基本は「狙わせない」「侵入させない」の2点。各家庭のどこかに必ず弱点はあり、泥棒はそこを突いてくる。不安に感じたら相談してほしい」と呼びかけている。
問い合わせは同社(086-277-1517)へ。