HOME >
メディア紹介 >
> 2012.10.27 中外日報『お寺と神社の防犯NOW「死角を消して安全維持」(30)』セキュリティハウス黎明
メディア紹介
2012.10.27 中外日報『お寺と神社の防犯NOW「死角を消して安全維持」(30)』セキュリティハウス黎明
死角を消して安全維持
中外日報(平成24年10月27日)「お寺と神社の防犯NOW(30)」(弊社提供連載)
防犯には先手が不可欠
瀬戸焼の産地として知られる愛知県瀬戸市の臨済宗妙心寺派感應寺は、奈良時代の天平6(734)年、行基菩薩によって開かれたと伝えられ、関ヶ原の戦いがあった慶長5(1600)年に臨済宗に転じた。「城東西国三十三所観音霊場」の第26番札所に当たり、行基作ともいう観音菩薩像は「雨乞観音」として信仰を集めている。
その感應寺が防犯機器を導入したのは、3年ほど前のこと。山の中にあってどこからでも侵入されかねないという不安があったことや、境内が広く死角が多いことなどから、防犯カメラを中心に設置を決めた。
導入後は、同寺の防犯カメラの映像が決め手となり、盗難車両を発見したことも。何者かが侵入した形跡を見つけ、急いで録画した画像を調べたところ、イノシシの仕業だったというようなこともあるが、これもカメラがなければ確認することもできず、不安だけが残ったに違いない。
「今の時代は何が起こるか分からない。盗難や火災、落書きなどのいたずらが起きてからでは手遅れで、先手を打つ必要を感じていた」と導入の理由を明かす同寺。「確かにお金はかかるが、境内を四六時中パトロールするわけにもいかず、お寺の安心と安全を維持していくためには防犯機器が欠かせない」とも話している。
感應寺の防犯システムを設計・施工したのは、岐阜県多治見市のセキュリティハウス黎明(古賀政男社長)。同社は、京都市山科区の㈱セキュリティハウス・センターが全国展開する防犯機器専門ネットワークに加盟しており、この全国ネットには現在、北海道から沖縄までの135社が参加している。