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防犯最前線 寺社を守る全国ネット⑤2007.10.4中外日報
セキュリティハウス岡山 県警、陸自、県庁にも納入。高い顧客満足度目指す。
㈱セキュリティハウス・センターの販売ネットワークは現在、全国118社の防犯専門店で構成されている。このうち、今回は、中国・四国地方の加盟企業について紹介する。
中国・四国地方でセキュリティハウスのネットワークに加盟するのは、現在9社。広島県が地域内最多の3社、次いで香川県2社、岡山・山口・愛媛・高知の各県が1社ずつとなっている。各社とも、竹中エンジニアリング社製の防犯機器を専門に取り扱いながら、「地域の防犯アドバイザー」として事業展開を図っているのが特徴だ。
その中の1社が、岡山市倉田の㈱セキュリティハウス(セキュリティハウス岡山)。セキュリティハウスのネットワークが発足した昭和59年の設立で、今年6月までに納入件数はおよそ8800件に及ぶ。納入先も、岡山県庁や岡山県警、神社仏閣、岡山大学、岡山理科大学、陸上自衛隊など多くの方面にわたっている。
「納入した防犯機器が犯人検挙に貢献したケースもあるんです」と話すのは、同社の社長で防犯設備士の小野真司氏。社屋内には岡山県警本部から贈られた感謝状が何枚も飾られていて、創業以来の実績がうかがえる。県警察本部長から「防犯アドバイザー」の委嘱を受けるほか、警察学校の防犯講座では講師も務める。岡山県防犯設備業防犯協力会の設立にあたり中心的な役割を果たすなど、県下防犯業界のリーダー的な存在だ。
「満足度の高い総合セキュリティーシステムの提案を目指しています」と小野社長。防犯業界でキャリアが32年という実務経験や商品知識のほか、少林寺拳法での心身を鍛えた学生時代の経験も役立てながら、顧客の要望を丁寧に聞き出す姿勢に徹している。