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ガラス破りを防ぐ

割れたガラス

一戸建て住宅への侵入窃盗で最も多いのが、「無施錠」、鍵が掛かっていなかった場所からの侵入です。


「いまだに鍵をかけない家があるの?」と思われるかもしれませんが、トイレや風呂場の窓を換気のために開けている家は非常に多いのです。二階や三階のベランダの窓を夏場開けて就寝する、といった方も多いようです。

また、「ちょっとごみ出しに行く数分だから・・」「植木に水をやる間だけ」鍵をかけないで外出していませんか?その間に近所の人とばったり会って、挨拶だけのつもりが気が付いたら立ち話をしていた・・・なんて経験ありませんか?

必ず施錠をすること

忍び込みを除き、いずれも人がいない時を狙っての犯行が多く、

いかにして侵入盗を防ぐかは、 留守時の対策にかかっています。

 

 

 マンションなど共同住宅においては「無施錠」がもっとも多く、「窓から」にてもっとも多く侵入されています。

マンションなど共同住宅においてはガラスに対する対策がもっとも重要です。
又、「無施錠」は4階以上で43.0%、3階以下で51.7%あり、「窓」「施錠されていない表出入口」、「その他の出入口」、から侵入されています。「表出入口の無施錠」が令和元年には2,617件もあったのにはちょっと驚きます。
ゴミだしや見送りなどちょっとの時間に安心して無施錠で外出といったことも原因ではないかと推測されます。
又、オートロックがついているから過信して無施錠というのも良く聞きます。
どんな時でも短時間でも施錠をするというのは防犯の基本です。

 

無施錠は、泥棒に入って下さいと言っているようなものです。

意図的にではなく、うっかり施錠をし忘れていることが多いとしても、

出かける前の徹底事項として、大きく紙に書いて忘れないようにすることが大切です。

短い時間の外出であっても、大変危険です。

数分間で泥棒は仕事してしまいます。 施錠は、全侵入口に対して忘れずに必ず行うこと、

できれば施錠を二重化することに加えて、ガラス破り対策を実施することで、

侵入盗の8割から9割までを防ぐことができます

 

 全ての窓、表出入口に対して、施錠の徹底を行うこと、

及びガラス破り対策を行うことで高い防犯効果をあげることができます。

ガラス破り対策

事前に止めさせる・諦めさせる(抑止力)

不審者、侵入者が窓に近づくと光、 音を発して

警告する機器や窓を開けるなどの行為を検知して

光、 音で警告するなどの機器を設置する、及びシャッターを取り付けて夜間、

留守時には閉めておく(但し、長期間の不在時はかえって

留守を泥棒に教えることになるので危険) 方法があります。


● 敷地の中に侵入者が侵入すると自動点灯するLEF人感ライトを設置する。犯罪者は明るく照らされるのを嫌がる。

 

 

これらの機器に関しては、セキュリティハウスの防犯機器・システムを紹介しているページ

記載しております。

ガラス破りを困難にする

窓ガラスが簡単に割られない・こじ開けられないように、

●防犯用ガラス・窓枠に置き換えるなど方法があります。

費用が高すぎる場合は、特に、道路など人の目から死角になる窓を重点的に

一般のガラス窓から防犯ガラスに変更する、

●防犯フィルムを貼ることにすると 費用的には少なくすることができます。

 

本格的な防犯対策としては。

● 窓に窓開閉検知センサー(マグネットスイッチ)、ガラスセンサーを設置し、窓をこじ開けようとしたり、割られた時に検知し、ベルやサイレンで威嚇撃退します。

 

● 窓に近づこうとしたのを検知する赤外汚染センサーを検知推します。侵入者を検知するとpベルやサイレンで威嚇撃退します。

 

尚、強化ガラス、網入りガラスは、ガラス破り対策になると考える人も多いですが、

効果がないので注意が必要です。

また、事務所や店舗では、立派な金庫にお金、貴重品は入れているから

安心いますが、 複数で侵入し強引に持ち去る犯罪も多く発生しています。

 

また、パソコンをはじめとしたOA機器を持ち去られる可能性もあり、

その中に貴重な取引先情報、個人情報が入っていると、

お金より損害が大きくなることも考えられます。

このため、防犯対策は、どんな状況にあっても必須です。

 

ガラス破りを含む侵入盗を防ぐ具体的な方法に関しては、

防犯泥棒大百科の「泥棒について知ろう」のページが参考になります。

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