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通学路に防犯装置。学生の通学路の安全確保に一役かいます 京都新聞2003.10.1
学生の通学の安全を確保しようと、京田辺市の同志社大京田辺キャンパスで、通学路に監視カメラと非常用押ボタンなどの防犯装置を設置し、29日夜から運用を開始した。大学が通学路に防犯装置を設けるのは全国でも珍しいという。
防犯装置は、同市三山木のJR同支社駅周辺の通学路に取り付けた。
監視カメラ5台、非常ボタン5個、インターホン1個、大音量と強い光を出すサイレン1個で構成している。このうち監視カメラ3台などは、JR同志社駅前の東西をつなぐ陸橋東側に集中設置した。
監視カメラの映像は、プライバシー保護のため15分で消去されるが、非常時にボタンを押すと、サイレンと光で異常発生を知らせ、映像を保存する。同時に、昼間は同志社女子大の守衛室に、夜間は田辺署に通報するシステム。
今年に入って学生が通学路で暴行を受ける事件が相次いだことから、大学が設置したが、実際に使用されることよりも防犯抑止効果に期待を寄せている。