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メディア紹介
空き巣,車上狙い増える春 2002.3.13北海道新聞 セキュリティハウス函館
防犯特集
春になって暖かくなると、増え始めるのが空き巣や車上狙いなどの犯罪。函館地方でも空き巣の発生件数の約2割は4月ー5月に集中している。ごく普通の人たちが犯罪から身を守るために、なにができるのか。函館中央署の担当者に家庭でできる防犯対策を聞いたほか、市販されているさまざまな防犯機器を紹介する。
「光と音で相手を威嚇するのが防犯機器の目的です」と、防犯・防災設備などを設置、販売する村山防災設備(函館市湯川町)の杉村課長は説明する。1972年創業の同社は、もともと火災報知機などの防災機器を中心に取り扱ってきたが、10年ほど前から空き巣や不審者対策などの防犯機器が売れ始めたという。
全国的に多発しているピッキング窃盗事件。ピッキングを防ぐためには、特殊な形状の鍵を使うシリンダー錠を設置するのが一番だ。でも、そうもいかない人に受けているのが、ドアノブにぶら下げるだけの「ピッキング・アラーム」。合わないカギやピッキング機材でカギ穴を「がちゃがちゃすると、特殊センサーが振動を検知、火災報知器よりも大きい110デシベルの超音波が鳴って相手を威嚇。一個9千円で、個人経営の店のほか、昨年からは一般家庭での設置も始まっている。
また、同社は、昨年6月、児童8人が死亡した大阪教育大付属池田小の校内児童殺傷事件を受けて、工事不要の簡単な防犯警報器「セフティキャッチ」を独自開発。専用の腕時計が発信機となっていて、建物内に不審者が侵入した際、発信機のボタンを押すと、壁にぶら下がった警報器が強烈な電子サイレン音と光を発射し、異常事態の発生を周囲に知らせる。1セット10万5千円で、発信機の電波到達距離は約100メートル。保育園や事務所などの設置が進む。