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店舗・別荘・金融機関向け静止画像で異常を報知1989.2.21サッシタイムズ

店舗・別荘・金融機関向け静止画像で異常を報知

 ㈱セキュリティハウス・センターは、このほど店舗向けの画期的なセキュリティ&マネージメントシステム「ファザーズ」、同じく別荘向けの「マザーズ」及びローコスト対応の金融機関向け「清楚が通報システム」を開発、三月上旬より販売を開始する。
 各システムの概要及び主な特徴は次の通り。
「ファザーズ」

 同システムは、夜間無人の独立店舗の火災、侵入、設備異常を離れたオーナー宅にっ画像で通報できるもの。
 このため、従来の音声合成メッセージによる通報システムとは異なり、眼で確認でき、離れた店舗の状況が把握できる。
 さらに、①集音マイクで現場の音が聞ける。②スピーカーで話せる。③照明やベルの制御が遠隔操作できる。④静止画像は随時受信可能。⑤受信機1台で99か所まで管理が可能なので複数店舗の管理コストが低減ーなど、異常に対し適確な対応ができるほか、店舗の状況把握が確実でコスト面でも有利となっている。
「マザーズ」

 前述のシステムの別荘向けタイプ。
 主な特徴は① 別荘の異常を画像で通報。②静止画像は随時受信可能。③現場の音が聞かる。④話せる。⑤電気器具や電気錠の遠隔操作可能ーなどがあげられる。
「静止画像通報システム」

 ローコストタイプの金融機関向けのもので、支店側での市場発生時には非常用押釦を押すことにより本店に支店内の映像を静止画像で自動送信するシステム。
 また、本店側の操作により随時、静止画像の受信ができる。
 その他の特徴としては、①CDコーナーでは、トラブル発生時に静止画像で確認しながら説明等を行える。②CDブースのグループ管理を集中できる。-などがあげられる。
 同社では、防犯・防災システムの設計・施工・販売を行うセキュリティシステム専門店を北海道から沖縄まで現在64店舗設立し全国チェーン展開しているが、アフターサービスに至るまで一貫して行っている。

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