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2002年 自主機械警備システムの歴史③ 炎センサー登場
自主機械警備システム2002年のカタログ表紙は葉っぱです。
これはよくなぜ葉っぱなのかをセキュリティハウスの営業マンに聞かれました。
この葉っぱは病気で下の方から枯れてきています。
下の部分は「ボロボロ」。でも葉っぱも、樹木も「病気にかかっている」ということに気が付いていません。
このままの状態が続くと・・・・葉っぱは落ちてしまい、多くの葉っぱを失うと樹木自体も枯れてしまうことになります。
この「病気」を「危険・リスク」に置き換えてみるとどうでしょうか。
外から見れば、「危険・リスク」で問題を抱えているにも関わらず、その問題や危険・リスクに気が付かず、安心している状態が続くと・・葉っぱや樹木と同じ運命をたどってしまいます。
そうなってからでは遅いのです。
葉っぱは「病気」になってボロボロになってしまうと、元の健康な葉っぱにもどることはできません。
薬を撒いて病気が他の葉っぱに移らないようにすることしかできません。
安全・安心も同じことです。
犯罪者が侵入したり、放火されてしまってからどんな対処をしてもそれは「事後処理」
被害や実損は発生してしまっています。
そうなってからスーパーマンが駆け付けても何らかの被害は発生してしまっているのです。
だからこそ「予防」。「抑止」で「狙われない為の環境づくり」を行うことが最も大切なのです。
2002年の自主機械警備システムのカタログから「炎センサー」が登場しています。
炎に含まれる紫外線を検知するセンサーで、10m先の7㎝の炎を検知します。
つまり放火をしようと犯人がライターに火をつけた瞬間に検知するのです。
「炎は待てない!!」
火災感知器では一定の温度以上になって初めて検知しますから、ある程度建物に火が回ってしまっています。
それでは被害が発生してしまいます。
「侵入者の犯罪を未然に防ぐ」
自主機械警備システムは、犯罪者の心理に協力に働きかける「メンタルストッパー(現在のセキュリティキーパー)で、「ここは犯行の対象から外そう」という気持にさせ「犯罪対象から外させる」ことが目的です。
もちろん最適な検知センサーがそれでも犯行を試みようとすると即検知して威嚇撃退するのですが、そこからスタートする他社のシステムとは大きな違いがあるのです。
葉っぱのように枯れてしまっては大変ですよね。
2002年12月末
● 全防犯設備士数 323人
● 全納入実績数 114,039件