万引き防止
書店やドラッグストアなどでは学生などが遊びの延長で万引きをするケースがあります。
遊び感覚で万引きされても被害はそのままその店舗の利益を悪化させます。
万引きによる経営悪化で店を閉める店舗にとっては死活問題です。
漫画「鉄人28号」のブリキ製人形(店頭販売価格25万円)を万引したとみられる人物に商品を返さなければ「顔写真を公開する」とホームページ(HP)を通じて警告する古物商も現れました。
防犯カメラの性能はここ1.2年で非常に向上し、フルハイビジョンカメラの場合、録画映像で犯人の顔もくっきりと見えるようになり、犯人特定の証拠となります。この古物商でも顔写真の公開は警察の指示でやめましたが、防犯カメラの映像を基に犯人は逮捕されました。
一般的な万引き対策としては、
● 万引きされている商品をピックアップし、どの場所のどん商品が狙われ易いのか、を分析する。
● 分析結果に基づき万引きしにくい店舗レイアウトに変更する。
● 売れ筋商品、人気商品は常に店員の目が行き届く場所か、箱だけで中身はレジで渡すようにする。
● 店員が来店のお客様の顔を見ての「いらっしゃいませ」という挨拶を徹底する。犯人は顔を見られるのを嫌がる。
● 少し気になる客がいる場合には「なにかお探しでしょうか」と声をかける。
● 防犯カメラの場所を見直す。万引きされやすい場所・商品をカバーしているかどうか。実際に録画映像を確認し、鮮明な画像で録画されているかを確認する。
● 万引防止機を導入する。
● 店舗内に万引きに対する当店舗の対応に関して「厳しい対応をする」ことを明記する。
● 従業員教育を再度行う。見つけた時の声のかけ方
● 従業員の配置を見直し、手薄の時間帯がないようにする。
● アルバイトだけで運営している時間の遠隔管理を強化する。
● 遠隔監視システムi-NEXTを導入する。
オーナーや管理者が常に確認することでお客様の動線が確認できるとともに、店舗の死角が判明しレイアウト改善につなげることができます。
又、気がついたときに従業員へ的確な指示を出すことができるため対応がスピードアップするとともに、声かけや整理整頓など「防犯環境」が徹底できます。
アルバイト社員自身も緊張感を持って働くことで効率を上げることができます。
成功事例:某コンビニエンスストア
3ヶ月ごとの棚卸しでロスが30万円程あったが、遠隔監視システムi-NEXTを導入した事で不正を正して6万円までロスが減らすことができました。